公開日:2019年10月17日 / 最終更新日:2024年7月27日
パソコン修理の時にデータはどうなるのか?
こんにちは。パソコン修理ジェット便です。
パソコン故障時、修理をしたい際に、データがどうなるのか気になっている方は多いと思います。実は、パソコン修理よりも、データの方が大事なお客様は多いです。ワード、エクセル、メール、写真、動画、フォトショップやイラストレーターのデータなど、消えて困る大事なデータは人により様々ですが、共通していることは、替えが効かないデータだということです。
買った音楽や、映画などは替えが効きますが、思い出の写真や、仕事で作成したデータは唯一無二のデータです。これらのデータがなくなると、2度と取り返すことができません。とはいえ、今まで作業した仕事のデータは、時間がかかっても作り直せば済む場合もありますが(それでも大変だと思いますが。。)、例えば、子供や家族、友人らと撮った写真や動画などの思い出などは、過去に戻って取り直すことは難しいでしょう。
パソコンが壊れただけではデータは消えてない
パソコンの電源がつかなくなった時に、データにアクセスできなくなり、消えてしまったと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、パソコンの電源がつかなくなっただけでデータまで消えてしまうというわけではありません。パソコンのデータは、ハードディスクやSSDなどのストレージという部品に保存されています。例えば、液晶が割れた時に、画面が見えなくなってしまっていても、ストレージさえ壊れていなければ、データが消えているわけではありません。
しかしデータの救出が必要になります
しかし、実際にはデータにアクセスできないわけで、お仕事などが止まってしまい困ってしまいます。そういったことが起きないために、日頃のデータのバックアップは必要ですが、万が一、データのバックアップを取っていなかった場合は仕方ありません。この記事を読んでいる方は、今まさに、実際にデータにアクセスできなくなってしまった方もいるもしれませんが、そういった場合にはデータの救出が必要になってきます。
データ救出のアプローチ
データの救出と一言にいっても、状況により方法はいくつかあります。
①OSなどのシステムが壊れた場合
WindowsやMacのデスクトップまでたどり着かない場合、パソコンを操作してデータのコピーをすることができないので、分解作業を行い、ハードディスク、SSD等のストレージからデータを救出します。ただし、分解ができない機種もあるため一概には言えません。
②ストレージ以外が壊れた場合
液晶が割れて画面が見えなくなってしまった時や、急に電源がつかなくなってしまった場合がこれに当たります。この場合もパソコンを分解して、データを取り出す作業を行えば、救出できることが多いです。分解ができない機種の場合に、データが取り出せないことがあるのは①番と同じです。
③データが消えてしまった場合
これは、ファイルシステムが消失してしまった場合です。ゴミ箱を空にしてしまった場合もこれに当たりますが、データ自体の復旧が必要になってきます。一般的には①番や②番に比べると、手間と費用がかかってきます。
④ストレージそのものが壊れてしまった場合
ハードディスクや、SSD自体が故障してしまった場合です。この場合もデータ自体の復旧が必要になってきますが、③版よりも、より悪い症状になってきます。この場合、手間と費用もかかりますが、データが復旧できない可能性が出てきます。
まとめ
パソコンが壊れた際に、データにアクセスできない場合、基本的には、分解作業が必要になってきます。また、ハードディスクやSSDなどのストレージ自体が壊れた場合には、データの復旧作業が必要になってきます。パソコンが急に起動しなくなって、パニックになってしまうこともあるかと思いますが、まずは自身のパソコンが以上の4パターンのどれに当たるか考えてみて、次の適切な行動を起こしましょう。